原発反対貫く党のばして

 総選挙が公示された10日に、福島地方裁判所で国と東京電力を断罪する判決が出されました。福島原発事故の責任が問われ、「あの津波は予測できた。その対策を取らなかった国と東京電力は責任をとりなさい」という内容でした。一貫して原発反対を貫いてきた日本共産党を伸ばして、この判決の精神が生きる政治をつくりあげようじゃありませんか。
 私は、1986年のチェルノブイリの原発事故を見て、「もうこんな事故は日本じゃ絶対に起こしちゃいけない」、そういう思いから、愛知で原発問題愛知県連絡センターを結成しました。当時は学生でしたが、その初代の事務局長として原発ゼロの運動を30年近くにわたって進めてまいりました。
 何よりも政治が今一番力を入れなきゃいけないのは、原発事故の一日も早い収束、賠償、そして廃炉にすることです。再稼働なんかしている場合じゃありません。原発の技術者を福島に総結集させ、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
 共産党の議席が伸びれば、政府を追及する力になります。私は比例代表の4番目、私まで議席に届くように、比例は日本共産党と広げに広げていただいて、どうか国会に送ってください。
(12日、名古屋市内)

名古屋市会議員

国会議員

もとむら伸子